デイサービスに未経験転職するならチェック！ 志望動機の書き方
介護士お役立ち情報
慢性的な人手不足に悩む介護業界ですが、そのなかでもとくにニーズが高くなっているのが、デイサービスと呼ばれる入居を必要としない通所の介護施設での仕事です。規模の小さなものから大きなものまで、多くの介護施設が次々に作られていて、無資格、未経験の方が応募できる求人もたくさんあるため、介護業界への転職を希望する方でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。というわけで、このページでは未経験でデイサービスへの転職をする際に必要な、履歴書の志望動機の書き方をご紹介します！
デイサービスの志望動機が重要な理由
「要介護」や「要支援」の認定を受けた高齢者が介護施設に通い、食事や入浴といった日常生活の生活支援や身体機能回復のための訓練などを受けられる「デイサービス」。家族の負担が軽減されるだけでなく、高齢者自身も楽しみや生きがいを持って生活ができるようになることも多く、超高齢社会に突入した日本では今後ますますニーズの高くなる分野だと言われています。
デイサービスはその名の通り日帰りの通所施設のため、勤務時間が短く、夜勤がないのが一般的です。また、通われている高齢者の多くは基本的に介護度の低い方がメインで、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など要介護度の高い方が集まる施設と比べて働く側の身体的な負担が少なく、未経験の方や資格を取り立ての方でも働きやすいなどメリットが多いため、介護業界のなかでも人気があります。求人募集を行なった場合にたくさんの応募者が集まるケースも多く、採用の競争率が高くなってしまうため、いかに最初の書類選考で自分自身の魅力を伝えられるかが大切です。職務経歴などの実務経験はもちろん、なぜデイサービスでの仕事を希望するのかといった志望動機は、書類選考の際にも非常に重要なポイントになると言えるでしょう。
デイサービスの施設側が求めている人柄や能力
介護業界の中でも特に人気のあるデイサービスでの仕事ですが、施設側は応募者に対してどのような経験やスキルを求めているのでしょうか。採用の際に重要になるポイントを詳しく見ていきましょう。
高齢者との関わりが好き
デイサービスに限らず、介護業界で仕事をする上で最も大切なのが、「高齢者との関わりが好き」ということ。高齢者の立場になって、いかに快適に生活してもらえるのか、どうすれば喜んでもらえるのかを常に考えられることが大切です。高齢者の気持ちに寄り添う努力ができる人、また高齢者の体の不便さを理解できる想像力が求められます。利用者のなかには、認知症などによって暴言をぶつけてしまったり、思うように意思の疎通が取れなかったりする方も少なくありません。高齢者との関わりが好きでなければ対応しきれないことも多いことも事実なのです。
盛り上げ上手
デイサービスでは入浴や食事などの介助だけでなく、身体機能の回復を目的としたレクリエーションなども実施します。デイサービスに通う利用者同士が交流しながら楽しんでもらうためにゲームや踊りなどを行うことも多いため、採用側する側は場の雰囲気を盛り上げることが上手な人材を求める傾向にあります。
コミュニケーション能力
利用者やその家族の希望をきちんと聞き取ったり、日常生活に必要なアドバイスを的確に伝えたりするためにも、コミュニケーション能力の高さは必須のスキルだと言えます。
デイサービスへ転職する際の志望動機に入れるべき内容
どんな職業であっても転職の際には、自分自身のこれまでの実務経験や人柄、持っているスキルなどを上手に先方へアピールすることが大切です。では、実際にデイサービスへ転職をする場合、履歴書の志望動機欄にはどのような内容を書けば良いのでしょうか。具体的なポイントを詳しくまとめてみました。
なぜデイサービスを選んだのか
老人介護福祉施設や特別養護老人ホームなどの施設ではなく、なぜデイサービスを選んだのかを的確にまとめましょう。その際、「楽そうだから」、「疲れなさそうだから」というようなネガティブな表現は避け、「利用者さんとの距離が近そうだから」、「お年寄りの方と関わることが好きだから」などポジティブな理由で説明することが大切です。
レクリエーションに関連する能力のアピール
デイサービスというのは特別養護老人ホームや老人介護福祉施設などの入所施設とは異なり、要介護度が比較的低い高齢者が集まる場所のため、介護よりもレクリエーションに力を入れているところが多くなっています。そのため、コミュニケーション能力や企画力、盛り上げ上手な性格など、レクリエーションを実施する際に役立つスキルを上手にアピールすることがおすすめです。
介護業界未経験でデイサービスに転職するなら志望動機をしっかり書こう！
デイサービスは無資格・未経験の方でも応募できる求人が多数ありますが、だからこそ自分の魅力をきちんと売り込むことが大切です。デイサービスへの転職を希望される方は、ぜひ上記の内容を参考にして志望動機を考えてみましょう。
