都道府県を選択2010年をピークに日本の人口は減少し、しかし75歳以上の高齢者はその逆に急激に増加しています。
それとともに、介護サービスを受ける人口も2010年から2012年までの12年間で約296万人（199％）増加しています。
現在、日本は4人に1人65歳以上という、「超高齢化社会」に突入いたしました。
今後、ますます介護をおこなう人材が必要とされてきます。
ですので、安定性・将来性という点では景気に左右されず、かつ今後成長していく業界といえるでしょう。
介護の特長！
介護の特長！
介護業界で働く将来性
介護業界で働く就業先の特徴
有料老人ホーム
主に民間企業が運営している介護施設です。
大きく分けると、「介護付き有料老人ホーム」と「住宅型有料老人ホーム」の二種類があります。
「介護付き有料老人ホーム」では、常駐するスタッフによって介護サービスが提供されており、施設によっては看護師の常駐などがある場合もあります。
「住宅型有料老人ホーム」は、あくまで高齢者向け住宅という位置づけです。
どんな介護サービスを利用したいかは、生活相談員の方と相談しながら自由に選択できるようなシステムです。
また有料老人ホームの入居条件は施設によって違ってきます。
ですので、元気な方が多い施設、介護度が低い施設など施設ごとに特徴があります。
自分の求める働き方に合った施設かどうか、職場見学の際やＨＰでよく確認するとよいのではないのでしょうか。
こんな方におすすめ
接客業経験がある、キャリアアップを目指したい方、サービス精神旺盛な方
特別養護老人ホーム
主に自治体や社会福祉法人が運営している施設です。
介護福祉施設、とも呼ばれています。
基本的には要介護3以上の方が入所します。
「寝たきり」や「認知症」などによって自宅での生活が困難な方や、在宅介護を受けることが難しい方のための施設です。
また、特別有料老人ホームの中には、自宅で暮らす高齢者向けに「デイサービス(通称介護)」や「ショートステイ(短期入所生活介護）」を実施しているケースもあります。
担当するポジションや業務により、仕事内容大きく変わってきますので事前に確認するとよいのではないのでしょうか。
こんな方におすすめ
決まった業務を坦々とこなすのが得意な方、介護の基礎を学びたい方、体力に自信のある方
介護老人保健施設
介護老人保健施設は、主に自治体や社会福祉法人が運営している、公共型施設です。
病院と自宅の中間施設として位置づけられ、専門スタッフによるリハビリを通じ、入居者が自宅復帰することを目的としています。
リハビリスタッフ(理学療法士、作業療法士など）が多く勤務しておりますので、多職種で連携して働くこともあります。
こちらの施設も担当業務により、仕事内容が変わってくるので職場見学の際やＨＰでよく確認するとよいのではないのでしょうか。
こんな方におすすめ
コミュニケーション能力が高い方、環境の変化に対応できる方
サービス付き高齢者向け住宅
住宅型有料老人ホームと同じく、高齢者向け住宅という位置づけです。
基本的にはまだ介護の必要がない、比較的元気な高齢者のための施設です。
名の通り、サービスとして、安否確認サービス、生活相談サービスなどがついています。
介護が必要な場合は、入所者の方に住宅とは別に契約をしていただく形となっています。
サービス付き高齢者向け住宅のスタッフは、基本介護保険サービスは提供しません。
ただし訪問介護事業所などが同施設内にあるケースなど、スタッフが2つの事業所を兼任し、
介護保険サービスも提供することもあります。
こんな方におすすめ
人のためになることにやりがいを感じられる方
グループホーム
グループホームとは、認知症の症状がある高齢者の方が、1ユニット(5～9人)で共同生活する介護福祉施設です。
地域社会となじみながら住宅のような環境で暮らすことが特徴なので、入居者の方と介護スタッフとのかかわり方も家族的な雰囲気です。
業務内容としては、介護サービスのほかに、一緒に食事作りや家事などを行い、少しでも認知症の進行を遅らせるようなケアを行います。
他の施設と比べて、施設規模も小さく、アットホームな雰囲気です。
こんな方におすすめ
聞き上手な方、アットホームな環境で働きたい方
ケアハウス・軽費老人ホーム
ケアハウス・軽費老人ホームでは、身寄りがない、または家庭環境や経済状況などの理由により、家族との同居が困難な方を
「自治体の助成を受ける形」で比較的定額な料金で入居で駅る福祉施設です。
入居条件・暮らしのスタイルなどで「Ａ型・Ｂ型・Ｃ型(ケアハウス)」と3つに分かれています。
Ａ・Ｂ型は生活サポートを主に提供しますが、Ｃ型は介護サービスを主に提供します。
経費用老人ホームでは型により、主に提供する業務が異なりますので事前に確認しておくとよいのではないのしょうか。
こんな方におすすめ
接客業経験がある方、環境の変化に対応できる方
小規模多機能型居宅介護
小規多機能型住宅介護では、自宅で生活をする要介護者にむけ、通所(メイン)・訪問・宿泊の3パターンを一体化して介護サービスを提供します。
デイサービス・訪問介護・ショートステイの業務経験が同時にできるのでスキルアップにつながります。
また、ケアマネージャーや看護師が身近にいるので、相談しやすい環境が整っているのが特徴です。
こんな方におすすめ
臨機応変に対応できる方
ショートステイ
ショートステイでは自宅で生活をする要介護者を対象に、一時的(30日間）に宿泊サービスと提供します。
家族の介護負担を軽減するためや、家族の出張や旅行時の宿泊先としても使われます。
サービス内容としては、利用者の介護度によりますが、身体介護サービス、生活サポートとの両方があります。
一時的にではありますが、家族の代わりとして介護をすることになりますので、つきっきりの介護を求められることも多くあります。
ですが、比較的に介護度が低いことが多い施設でもあります。
こんな方におすすめ
人見知りしない方、判断力のある方
デイサービス
デイサービスでは、自宅で生活している要支援または、要介護者を対象に、食事・入浴・機能訓練・レクリエーションなどのサービスを提供します。
基本的には日帰りですが、宿泊サービスを提供する事業所も増加しております。
日曜日や、年末年始がお休みの場合が多く、業務内容としてはレクリエーションが多いのも特徴です。
こんな方におすすめ
お話し好き、おしゃべり上手な方
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