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介護業界の面接対策ではどのようなことをするべき?

介護士お役立ち情報


どの業界でもそうですが、就職活動で採用を勝ち取るためには、面接を突破することが必要不可欠です。特に、高齢者と接する介護業界は、書類よりも面接にかける比重を大きくする傾向にあります。介護業界での就職を目指すのであれば、しっかりと対策をとって面接に臨むことが大切です。面接時の服装や持ち物はどうしたらよいのか、質問にはどのように答えたらよいのか、介護業界の面接について説明します。

介護業界の面接にいくときに必要な持ち物と服装

必要な持ち物や服装は、必ず面接前日までに準備をしておきましょう。忘れがちな靴下やストッキング、はいていく靴のチェックをしておくこともポイントです。

持ち物

忘れずに用意したいのが、履歴書や職務経歴書です。持参するように指示されている場合は、封筒やクリアファイルに入れて、折れたりしわがついたりしないようにしましょう。事前に提出している場合は、手元のコピーを持参します。面接では、志望動機について必ず聞かれるので、記載した内容を再確認して面接に臨むためです。
面接会場までの地図、筆記用具、スケジュール帳か手帳、念のため印鑑も用意しておくとよいでしょう。ハンカチやポケットティッシュも、忘れずに用意します。
持ち物は、A4サイズが入る大きさのバッグに入れて持参するとよいでしょう。A4サイズが入れば、書類も折れたりしません。リュックやクラッチバッグの使用は、避けたほうが無難です。

服装

服装は、ダークなスーツを着用します。介護の現場ではラフな服装で仕事をすることが一般的ですが、面接は別です。社会人としてのマナー、清潔感を第一に考えます。髪型をすっきりまとめること、意外と汚れが目につく靴を磨いておくことも忘れないようにしましょう。女性の場合、メイクはナチュラルにし、ネイルやアクセサリーもしないことが基本です。

介護業界の面接でよく聞かれる質問

介護業界の面接でよく聞かれる質問項目を紹介します。答え方のポイントも解説しますので、自分なりの言葉で伝えられるようにまとめておきましょう。

介護業界に興味をもったきっかけ

介護は、社会福祉に直接関わる仕事です。「求人数が多いから」「家から近いから」というような安易な動機では、務めることができません。採用する側も、すぐに辞められてしまっては困りますから、どうして介護業界に興味を持ったのか、きっかけや志望動機は必ず確認します。
前職が介護と関係のない業界の場合は、「祖父母の介護に携わった」「ボランティアで介護を体験した」など、具体的なエピソードをもとに伝えるとよいでしょう。そういった経験がない場合も「介護に関する本を読んで、資格を取ろうと思った」など、介護に対して前向きに取り組みたいという姿勢をアピールすることがポイントです。

残業や夜勤はできるかどうか

24時間体制で運営している職場の場合、夜勤をこなさなければならないこともあります。残業も夜勤も、できる状態であるのが望ましいのですが、単に「できる」と答えるのではなく、平均的な残業時間、夜勤の回数を確認しておくと安心です。
避けたいのは、ただの自己都合で「無理です」と答えることと、本当はできないのに「できます」と答えてしまうこと。できない場合は、正直に理由を伝えることが大切です。その際、「今は子どもが小学生なので夜勤はできないのですが、来年は中学生になるので、そうすれば可能です」というように、将来展望をまじえて答えると、積極性が伝わります。
採用されたい気持ちはわかりますが、できないのに「できる」と答えてしまうことは、採用後のトラブルの原因になるので気をつけましょう。

前職はなぜやめたのか

せっかく採用しても、同じ理由で辞めてしまうことは避けたいもの。その確認のために聞かれる質問事項ですから、本当の理由が待遇面の悪さや人間関係であったとしても、そのまま伝えるのは避けることが基本です。「前職ではできない経験を積んで、スキルアップしたいと考えたから」など、前向きな理由に置き換えて答えましょう。

腰痛はあるかどうか

介護職と腰痛は、切っても切れない関係といわれています。腰痛持ちでなければ何の問題もない質問ですが、腰痛がある場合は、その程度や症状を正直に伝えることが大切です。もしも仕事に差し障りがあるほどの腰痛を持っているのであれば、きちんと治療してから応募するといった心がけも必要となります。

ストレス解消の方法はあるかどうか

どんな仕事もストレスはつきものですが、介護は特にストレスがたまりやすい仕事といわれています。自分なりのストレス解消法を持ち、オンオフの切り替えをしっかりすることが重要です。自分なりのストレス解消法を考え、質問されたときには伝えられるようにしておきましょう。

今後のキャリアプアランについて考えはあるか

自分なりの目標や考えをもって仕事に取り組める人材であるかどうかを見極めようとする質問です。「どんなことにでも挑戦したい」といった曖昧な答えではなく、「介護福祉士の資格を取りたい」など、具体的なプランが伝えられると好印象です。

介護業界への就職では、面接での印象や受け答えが採用の可否を左右します。質問も、介護現場ならではの内容が出てきますので、自分なりの考えをまとめておくことが大切です。もちろん、服装や持ち物のチェックも忘れずに。しっかりと準備をして、面接突破を目指しましょう。

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